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【母から娘へ】披露宴の感動スピーチ。現実を知ったとき、思わず胸が熱くなる

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幸せそうなウエディングレセプションのひとコマをご紹介します。この動画の主人公は、幸せそうな新郎(Tobiasさん)でも新婦(Ninaさん)でもなく、なぜか新婦のお母さん。

親友のスピーチを終えて、いよいよお母さんの番。Ninaさんも嬉しいやら恥ずかしいやら。

お母さんはNinaさんの幼少期の思い出から切り出します。

「Nina、あなたがまだ小さい頃、結婚するなら絶対にお父さん、それじゃなかったら、あなたがRobertって名前付けていたテディベアのぬいぐるみなんだって、よくママに言っていたわね。あなたがこんな素敵な男性を選んでくれて、本当に安心したわ」

お母さんの昔話に出席者も聞き入ります。そして、話は母と娘しか知らない、こんな内緒話へと急展開。

「この場でママが一番言いたいことは、あなたが2005年のある日、突然Tattooを入れて帰ってきた日のことよ。当時付き合ってた彼の名前で“Jonas Forever”なんて入れちゃって、あれについてはどうTobiasに説明するつもり?ママの言うこと聞いておくべきだったんじゃない?」

お母さんのカミングアウトに、会場からはどっと笑い声があがります。これにはさすがに花嫁もおどけてみせるしかありません。

「あなたが本当に信じることができる人、それがあなたと人生を共に歩んでいく相手なんだっていう、ママの言葉を忘れないでいてくれたようね。ママは世界で一番の幸せ者。あなたのお母さんでいつづけることができたんだから。あなたを今も、これからもずっと愛している。だけど…どうもそれは叶わなかったみたいね。でも…心から愛しているわNina」

お母さんの意味深なメッセージに会場には、しばし沈黙が流れます。そして、カメラが会場全体を映し出すと…

会場にお母さんの姿はなく、新郎新婦含め出席者たちはみな、テレビモニターに映る女性の姿に注目しているのでした。

これはノルウェーのがん協会「Norwegian Cancer Society」が、がん患者の治療費支援のための寄付と、がんの正しい情報と予防を呼びかけるために制作したキャンペーン動画。娘のハレの日のスピーチに、生前お母さんが録画した感動のメッセージをみんなで見ている。たった1分間の動画に、子を思う母の愛情が感じ取れる内容です。

世界保健機関(WHO)の報告によれば、1年間にがんと診断される患者の数は、今後20年間で1.5倍以上になるとの見通しもあります。この病気を、自分とは無縁と思いがちな若者たちに届くよう、ウェディングレセプションの一幕を演出し「遠からず自分にも関係がある問題」という感覚を意識付けた、見事な作品ではないでしょうか。

Licensed material used with permission by  Norwegian  Cancer Society

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