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TOTALFATとBLUE ENCOUNTが岡山で激突、「LIVE HOLIC vol.4」大盛況

TOTALFATとBLUE ENCOUNTが岡山で激突、「LIVE HOLIC vol.4」大盛況

6月19日、岡山CRAZYMAMA KINGDOMで開催された「uP!!!SPECIAL LIVE HOLIC vol.4 supported by SPACE SHOWER TV」にTOTALFATとBLUE ENCOUNTが出演。ライブバンドとして定評のある2組の競演に岡山のオーディエンスも熱狂、大盛況のうちに幕を閉じた。

【ライブレポート】
音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」と、ぴあ&KDDIが手がける直感エンタメサイト「uP!!!」が主催するライブイベント「uP!!!SPECIAL LIVE HOLIC supported by SPACE SHOWER TV」。札幌、福岡、名古屋の地を経て6月19日岡山CRAZYMAMA KINGDOMにて第4回目が開催された。今回は結成15年目となるTOTALFATと、昨年メジャーデビューを果たしたBLUE ENCOUNTが出演。TOTALFATを尊敬するBLUE ENCOUNTだが、二組のみでの競演は初であるという。

TOTALのShun(Vo.ba)、BLUE ENCOUNTの田邊駿一(Vo.Gt)と共に熱いMCがお馴染みであり、共に踊らす事に徹底したバンド。開場した瞬間、駆け込むように入ってくる観客たちの様子を見ていると、早く踊りたくてウズウズしているのがわかる。開演までステージの前に用意されたスクリーンでは、Shunと田邊が出演した音楽情報バラエティー番組「チュートリアルの徳ダネ福キタル♪」が上映された。出演者のチュートリアルとニコルから観客へのメッセージも流され、その中でも3人が「熱いMC対決にも注目!」と煽る。

照明が暗くなり、SEが鳴り、一番手のBLUE ENCOUNTが登場。観客全員手を高く上げ、手拍子をして迎える。幕開けは、3年ぶりに岡山でライブが出来る事への喜びを爆発させたかのような衝動的なナンバー「KICKASS」。1曲目から、フロアがグチャグチャになるくらいに盛り上がる。続く、「THANKS」では歌詞からもバンドが、いかに観客に…多くの人に感謝をしている事、そして、それを伝えようとしている事が感じ取れた。

「MEMENTO」では躍らせる事は勿論だが、激しさを感じる楽曲の中でも田邊の言葉がしっかり響く。5月に発表されたばかりのシングル「DAY×DAY」では速いビートに、訴えかけるかのような田邊の歌が印象的であった。フロアには肩車され、その上で大きく手を広げる観客も目立つ。

「NEVER ENDING STORY」では、TOTALの代表曲「PARTY PARTY」のイントロを演奏して、観客とコール&レスポンスするサービスも。「HANDS」では曲前のMCで、田邊が世の中に絶対がない事を必死に説きながら、だからこそ音楽を楽しんで欲しいことを熱く熱く語りかける。演奏後の田邊の全てを出しきったという表情が本当に清々しかった。

ラストナンバーを前に、田邊が3年前に岡山でライブを行なった時、観客が50人もいなくスカスカで、その中でも死ぬ気でやったら、トリの出番でも無かったのにアンコールが起きた話を感慨深く話す。「次は岡山でワンマンライブをやります!」と、その時に話したという。

感情の昂ぶりを感じる中、ラストナンバー「もっと光を」へ。誰もが「もっと光を」と口ずさみ、拳を高くつきあげている。言葉とメロディーの絶妙なマッチ具合に唸ってしまう。最後は「次は岡山でワンマンライブをやります!」という田邊の言葉で〆られたが、次こそは岡山でワンマンを…と期待させられるだけの力強いライブであった。

転換を挟み、満を持してTOTALFATが登場。後輩が盛り上げまくった後だけに、いつも以上に気合を感じる。いきなり「OH、OH、OH、OH!!」と歌われると自然に観客も一緒になって歌い出す。そんな気持ち良いスタートダッシュを「Room45」で飾る。勢いがある楽曲だからこそ、より感じる美メロに乗るJose(Vo.G)の美声ぶりに驚く。それこそメロディックパンクの極致のような「Summer Frequence」から続けて繰り出された「Highway Mark4」では、Shunがフロアにサークルを作るように指示する。ラウドなサウンドが鳴り響く中、そのサークルの中で観客が思い思いに楽しんでいた。

そしてShunが「LIVE HOLIC」というイベント名の意味を熱く説明した後に、去年発表されたサマーキラーチューン「夏のトカゲ」がボムされる。まさしく、一音鳴った瞬間、一言歌われた瞬間の爆発力が凄い…。途中、祭囃子調のドラムが鳴らされ、ShunとJoseが自分たちのグッズである「祭」と大きくデザインされた法被風のタオルを羽織り、フロアに背を向ける。法被を着た祭男にしか見えない、そんな光景に観客のテンションは、より上がっていく。観客全員がタオルを振り回し、それに応えていくかのように演奏もヒートアップ。この一曲に命を賭けているような凄みを感じさせられた。

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