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スーパーカー市場で大衆化が進む リタイア世代の選択肢にも

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 梅雨入り直前の青空に鳴り響くエンジン音は、新たなブームの到来を告げるファンファーレだった。

 ランボルギーニ・ミウラ、カウンタックLP500、ロータス・エスプリ……。東京ビッグサイト(東京都江東区)で6月5日より3日間にわたり開催された「S.I.Sスペシャルインポートカーショー プレミアム2015」に、400台のスーパーカーが集結した。

 漫画『サーキットの狼』やスーパーカー消しゴムなど、1970年代後半に大ブームを巻き起こしたスーパーカーが、いま再び人気を集めている。この日、集結した名車の多くは、どれも“高値の花”ばかりだが、最近のスーパーカー市場は大衆化が進んでいるのだという。自動車雑誌『ROSSO』編集部の藤田実寿氏が語る。

「スーパーカーは毎年のように新車が発表されるため、中古車市場に流れ込む数が増えていて、昔より手に入れやすくなっています。また、ホンダが今年発売したS660は、価格が約200万円と手頃な軽自動車でありながら、走りはスーパーカーそのもの。1970年代のブーム時に少年だった人たちや、リタイア世代の車選びの選択肢として、いま、スーパーカーが注目されているんです」

 イベントの盛り上がりを見る限り、このブームはまだまだ加速しそうだ。

撮影■渡辺利博

※週刊ポスト2015年6月26日号


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