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既存の「Wi-Fi」で無線充電できる技術が開発!ワシントン大学が実証

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ワシントン大学の科学者達が既存のWi-Fiルーターを使用することによって様々なデバイスを充電できるシステムを開発し、実際にワイヤレスで充電を行うことに成功しました。あらゆるものが充電できるようになる時代も近いのかも?

PoWiFi」呼ばれるシステムは、既存のルーターのファームウェアをアップデートすることで利用できるもの。データ送信時の信号をデバイス側でキャッチして充電用の電力として利用できます。シアトルにある6つの家で行った実験では、温度計やカメラ、充電池などを対象に最大8mほどの距離がある状態で充電を行うことに成功しました。

ここでは、充電に使用したWi-Fiによるインターネット接続にも問題がなかったかどうか確認済。しかしながら、スピードが落ちるどころかうち1件に関してはむしろスピードアップしたといいます。これは、今回使用されたルーターの性能が従来より高いことも証明しているのだとか。

スマホやラップトップも
無線充電できる?

もちろん将来的には可能性アリ。しかし、今の時点では課題も多いようです。

この度実験に成功したルーターの出力は最大1ワット。しかし、iPhoneやAndroidの端末を充電するためには、5ワットの出力が必要になります。さらに、MacBook Airなら45ワットとまだまだこれからという印象も。

そして、アメリカ連邦通信委員会(FCC)によって定められているルーターの送信出力の規定も、最大1ワットまでという制限があります。技術もそうですが、解決しなければいけない規定など課題は残されているようです。

とは言え、Wi-Fiを利用した充電システムに秘められている可能性が大きいのは確か。これまでもIKEAなどを例に、充電パッドの上にデバイスを置くことで無線充電を可能にする技術はすでに利用されていますが、今や世界中に広がっているネットワークを無線充電に利用できると考えると、今後の開発への期待は高まるばかりです。
Licensed material used with permission by:University of Washington

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