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「いま一番したいことは◯◯」米有名俳優がウガンダで出会った少年の切な願い

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『ハイ・フィデリティ』や『スクール・オブ・ロック』といった映画への出演で有名なアメリカ人俳優ジャック・ブラック氏。彼がチャリティ活動の一環でウガンダを訪問した様子を映したNBCの動画が話題になっています。

動画の中でブラック氏はあるストリートチルドレンの少年と出会います。彼と時間を共有し、ウガンダの悲惨な現状を目の当たりにしたブラック氏はひどく心を痛めた様子。その姿は数々の有名作品で演じてきたコミカルなものとはあまりに対照的でした。

ウガンダに到着したブラック氏。「見たもの」「聞いたもの」「食べたもの」、すべてをありのままに伝えたいと意気込みます。

いま、世界には多くのストリートチルドレンが存在。彼らは物乞いや物売りをしながら、その日暮らしを余儀なくされています。一説にはその数は約1億5000万人。

12歳の少年、
フェリックス君との出会い

ブラック氏は12歳の少年フェリックス君に出会い、その日を彼と一緒に過ごす事に。まずは、彼をよく知るために質問を投げかけます。

ブラック氏:「どれくらいの間、路上暮らしをしているの?」

フェリックス君:「3年だよ」

ブラック氏:「両親はどこにいるの?」

フェリックス君:「お母さんは死んだ。しかも、お母さんは僕をお父さんに会わせてくれなかったんだ。だから、今どこにいるのか、そもそも生きているかも分からないよ」

ブラック氏:「兄弟はいるのかい?」

フェリックス君:「いるよ。でも、どこにいるか分からないんだ」

ゴミの山から…

フェリックス君はゴミの山をあさり、集めたペットボトルを売ることで、ほんの僅かなお金を手に入れています。実は彼、首都から何百キロも離れた田舎から、よりより生活を求めてやってきたとのこと。

しかし、その期待もむなしく、生活はあまりにも厳しいものに。

ブラック氏:「初めて来た時は、どうやって食べ物を見つけたの?」

 フェリックス君:「うーん、実はゴミの中で見つけたんだ。そこからココでの生活が始まったんだよ」 

ブラック氏:「なんということだ。それはツラかったよね」

 フェリックス君:「うん。でもね…」

いま一番したいことは、
学校で「勉強」すること

フェリックス君:「いま一番したいことは、勉強なんだ。そう、学校に行くことだよ」

ブラック氏:「学校で学びたい?それがいま一番したいこと?」

 フェリックス君:「そうだよ」

やがて、2人は今夜の寝床へ。フェリックス君は毎日、ゴミの山の上で寝ているそう。人通りも多く、寝るのに適した場所でないことは明らかです。

寝る前に2人はこんな会話を交わします。そこには、フェリックス君の偽りのない心情が。

フェリックス君:「本当は、路上になんか寝たくないよ。あなたの国に行って、一緒に暮らしたいな」

ブラック氏:「それは難しいな…」

どう対応していいのか、なんと答えるべきなのか。その表情には激しい葛藤の様子が。

涙を浮かべ、強く訴えかける

動画の 最後にブラック氏は目に涙を浮かべて、こんなメッセージを発信。その目には「世界に訴える力」が確かに宿っています。

「子どもたちがこんな境遇にいるなんて、まったく想像ができない。フェリックスはただ学校に行きたいだけなんだ。別に難しいことじゃない。できる範囲で手助けをしてほしい」

日本のような先進国では当たり前に整備されている教育体制も、一部の国にとってはまだまだ不満足な状態。この動画は世界が不均衡である事実を、改めて私たちに訴えかけます。

まずはこの状況をしっかりと見つめ、認識すること。それが改善への第一歩ではないでしょうか。

Licensed material used with permission by NBC

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