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妻夫木・深津など豪華俳優陣が出席する日本アカデミー賞授賞式に行ってみた

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日本アカデミー賞

日本の映画賞の中でも有名どころといえば、日本アカデミー賞。受賞式の模様はテレビ放映もされてるので、知っている人も多いだろう。その現場はどうなっているのか。実際に行って確かめてみた。

まずは素朴な疑問に答えるぞ。

Q1:どんな場所で行われているの?
A1:会場はグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール。1Fロビーはこのような感じ

日本アカデミー賞授賞式

会場となるフロアには受賞作品のポスターが。

日本アカデミー賞授賞式

Q2:受賞式は関係者しか入れないの?
A1:一般の方もチケットを購入すれば入場可能。チケットは別室でのディナー付きで4万円。

Q3:正装しなければいけないってホント?
A3:ホントです。報道関係者もジーンズは不可、ジャケット着用でした。

Q4:かわいいコンパニオンのおねえさんはいますか?
A4:いました。目の保養になります。

日本アカデミー賞授賞式

こちらにも。

日本アカデミー賞授賞式

Q5:俳優さんたちを間近でみることはできますか?
A5:ステージ前に、受賞者の方々のテーブル、そのすぐ後ろが観客席となっている。ステージは少し遠いが、設置されたモニタには大きく受賞の模様が映し出されるので大丈夫。席が前方なら、受賞者のテーブルも近くに見ることができる。ステージまでのレッドカーペットは観客席のそばを通っているので、受賞者の入退場の模様は近くで見ることができる。

日本アカデミー賞授賞式

会場後方からの写真。

少し会場の様子がお分かりいただけただろうか。

さて今回俳優部門は『悪人』が総なめ、そして脚本賞、監督賞、作品賞を『告白』が受賞した。この二つの作品は、登場人物の行動だけをみれば正しいとは言えないような、人の心の暗い部分や葛藤に焦点をあてた作品だった。受賞者のコメントの中にも、作品と向かい合う覚悟、難しさなどが感じられた。

以下、受賞者のコメントや写真をいくつか紹介する。

日本アカデミー賞授賞式

左から、中島哲也監督、深津絵里さん、江本明さん

脚本賞、監督賞、最優秀作品賞を受賞した『告白』の中島哲也監督
「この時代にこの年齢の松たか子さんという女優がいなければ、僕はこの映画を作っていなかったと思います。本当にリスキーな、暗い内容の映画で、出演者の全員が、この映画に出て得をすることはなかった、むしろテレビのコマーシャルの仕事なんかは確実に1本か2本減るようなそういう役に本当に果敢に挑戦してくれた、松さん、木村さん、そして岡田さん、それから37人の13才の子どもたち、そしてスタッフ、みんなのおかげでこの賞がいただけたと思っています。みんなの代表のつもりでこの賞をいただきます。」という監督の言葉に、岡田さんは「すっごいうれしい」、木村佳乃さんは「コマーシャルが1本2本減ろうが関係ないです」、松たか子さんは言葉がないほど喜んでいた。

最優秀主演男優賞を受賞した『悪人』の妻夫木聡さん
原作を読み、自らこの作品への出演を望んだという妻夫木さん。李監督に罵倒されながら、役を組み立てていくのではなく自分を消し去るという作業を続けていたという。「自分が12年間役者をやってきた中で本当に全身全霊をつくした作品。自分らしさとは何なのか自分の中で考え、自分を信じてやってきたその集大成」と受賞の喜びに涙しながら語っていた。

最優秀主演女優賞を受賞した『悪人』の深津絵里さん
「妻夫木さんと最後まで一緒に戦いぬくことができたことが本当にとても大きな財産になりましたし、(相手役が)妻夫木さんでなければこの賞はいただけなかった」と語っていた。

最優秀助演男優賞を受賞した『悪人』の柄本明さん
受賞のコメントでは、監督がしつこかったと連発。「撮影現場ではボクだけでなくみんな辛い顔をしてやっておりました。もう最後のほうは腹が立って、口もきかなくなりました。」と言いつつも、「何度も“もう一回”とダメだしをしてくる監督の存在を心の中で待ち望んでいた僕がいまして、本当にありがたかったんです。」と語っていた。

最優秀助演女優賞を受賞した『悪人』の樹木希林さんは「晴天の霹靂(へきれき)」とコメント

日本アカデミー賞授賞式

優秀監督賞『悪人』の李相日監督のコメント
「原作を読んで、言葉にできない胸をかきむしられるような感情にひっぱられて、まだこの年の自分が全く経験していない、人の痛みとか人が抱えているものを何とか知りたい、手が届かないかという思いで始めた。本当に力のある役者さんたち、経験豊富なスタッフに囲まれ、もがきながらこの映画ができた。全員野球の映画だと思います。」

優秀主演女優賞に選ばれた『キャタピラー』の寺島しのぶさんは、「こういう社会的なものにもの申す監督の作品にでれてあなたは幸せね。アカデミー賞にこの映画が選ばれた自体奇蹟よ。それはもう立てるだけで感謝しなさい」という受賞を喜んでいたお母様からの言葉を披露していた。

写真左は『ゴースト もういちど抱きしめたい』で最年少の6才で新人賞に選ばれた芦田愛菜ちゃん。彼女は『告白』にも出演しているが、R15指定作品のため、映画はまだしばらく観ることができないという。

日本アカデミー賞授賞式

『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』『時をかける少女』で新人賞を受賞した仲里依紗さん
「対照的な作品で賞をとれたことがうれしい」と喜びのコメント。

日本アカデミー賞授賞式

『THE LAST MESSAGE 海猿』で新人賞を受賞した三浦翔平さんは笑顔がとてもさわやか。

日本アカデミー賞受賞式

最優秀アニメーション作品賞を受賞した『借りぐらしのアリエッティ』米林宏昌監督
アニメーターからの大抜擢での受賞。現在はまたアニメーターに戻って、新作に関わっているという。最優秀賞の受賞がにわかには信じられない様子だった。

日本アカデミー賞では監督や作品だけでなく、音楽、撮影、照明、美術、録音、編集などにも賞が与えられる。今回、撮影、照明、美術、録音の4部門で受賞したのは『13人の刺客』チームだった。受賞した人たちと共に監督や俳優さんたちが喜ぶ姿から、映画はこういった裏方さんを含むたくさんの人たちがいてできるものなのだ、深い思いとチームワークで作り出すものなのだということが伝わってきた。

日本アカデミー賞授賞式

下記リンク先に今回の受賞作品の一覧が掲載されている。受賞作に興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

日本アカデミー賞優秀賞発表!『日本アカデミー賞』HP
http://www.japan-academy-prize.jp/prizes/34.html

すべての写真が見たい方はこちら

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