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「ブスはアジアンビューティーと褒める」 太鼓持ちの達人に褒めの極意を聞いた

「ブスはアジアンビューティーと褒める」 太鼓持ちの達人に褒めの極意を聞いた

希望の星! テレ東深夜の大人気作、『太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~』が、BD&DVDで再登場!
ブスは「アジアンビューティーだね」と褒め、忙しぶる人には「一体いつ寝てるんですか!?」と褒め、明日からマジで使えちゃう”絶妙褒めフレーズ”で身の回りの面倒くせえ相手をイチコロにする史上初の”褒めるドラマ”! このパッケージ化を記念して”太鼓持ちの達人”スタローン大佐役の手塚とおるに太鼓持ちの極意とか聞いたぞ!

■嫌な上司、いますよね。だから、嫌だと感じる自分を攻略したほうがラク

――3人の太鼓持ちの達人たちの指南を観ていると実は現実的で、昨今の映画やドラマの主人公の成長神話に一石を投じるというか、その場しのぎ感さえ重要だと思いました。

ダメな主人公が何かのきっかけで――たとえば誰かとの出会いを通じて成長するというセオリーとして成長物語は確実に存在するものだと思いますが、この物語は忙しぶる男だったりネガティヴ女子だったりがいて、その日常にいる人たちをこうあるべきと変えようとするのではなく、そのままでいいと(笑)。で、それを嫌だと思う自分を、どう攻略していくかを描いています。これは今までにない作りで、そこがすごく面白かったですね。ダメだったら、ダメでいいんじゃない? って、いう考え方が僕にも現実的に思えました。

――第9話の「超面倒くさい上司たち」編とか、リアルに使えそうですよね! 世の中では上司って、たいがい面倒臭い存在じゃないですか(笑)。

嫌な上司、いますよね(笑)。まあ、仮にいたとして、その人を良く変えることはできないじゃないですか。そんなことはイチ社員がやれることじゃないし、そう思うことはおごった考え方でもあると思います。だから、嫌だと感じる自分を攻略した方が、自分が楽になれるわけですよね。その方法を見つけていくことって現実世界でも多いと思うけれど、それを扱うドラマはなかった(笑)。だから、画期的だったと思う。ハウツーという意味で言うと、実は意外にしっかりした、本格的なハウツードラマだと自負しています(笑)。

――日本の映画やドラマって、たいがいは頑張れみたいなメッセージを投げて後はお任せパターンですが、でも、このドラマは具体性があるので実践している人もいそうです。

僕の過剰な演技がコミカルな分、太鼓持ちの指南が現実的に感じることって、確かにあったと思います。それで「ああ、これだ。ああ、これはオレだ」などと思ってくれる人が多くいたような気がします。これがシリアスだと、あれ自分だって思いにくいし、あれ誰だって決めにくいと思うけれど、それが笑いになってくると当てはめやすくなる。だから、盛り上がったと思いますね。

――本当にテレビ東京が作るドラマは面白いです!

まあ、僕が主演ですからね。最初はウソじゃないかと思いましたよ(笑)。本当に。僕がプロデューサーだったら、僕を主役にしないので(笑)。だってリスキーでしょ? 遊びじゃないんだから。それを「いいね!」って、言う人がいる社風は、ほかがマネできないものがありますよね。すごいです。

■攻略ゲームが入っているので、日曜の夜にやって次の日打ちのめされてください(笑)

――ご自身も、”媚びろ! まっすぐに。”タイプですか?

僕自身は、他人を褒める、他人に媚びることを意識的にしたことはないですかね。結果的に褒めていたことはありますが、それが相手を気持ちよくさせる方向にはいってなかったような気がして、下手したら怒らせていた可能性さえあるくらい(笑)。あとは、悩ませたりね。そういうことが多いです。僕自身が褒めることが苦手で、褒められることも苦手。絶対ウソだなって思ってしまう。そう思うわけないと疑ってしまうのでダメですね(笑)。

――すると本作と出会って、自分のためになったことはありますか?

僕はいわゆる会社勤めをしたことがないので、皆さんと状況がずいぶん違いますよね。たとえば誰かと一緒に仕事をするとして、「あわないな。この監督さん」と思っても、長くても3か月我慢すれば終わる。短いと1日で終わることもある。そう考えると攻略するほどのことはなくて、共同作業のために我慢すればいいだけ。なぜなら、短期間で終わるから(笑)。それは僕の仕事の特殊なカンジですよね。でも、普通の人はデスクの隣が嫌な奴だったら、人事があるまでは下手したらどっちかが辞めるまで隣にい続けるわけじゃないですか。考えたらゾッとしますよね。朝起きて、満員電車乗って、行ったらいる。すぐ辞めますよ。だから、この仕事しか僕にはないですね。それを知れて、よかったです(笑)。

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