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米利上げはドル高要因? 為替がどう動くのか羊飼い氏が解説

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 FX(外国為替証拠金取引)トレーダーにとって2015年の最大のイベントといわれているのが、米国の金利引き上げだ。すでに量的金融緩和を終了しており、どのタイミングで利上げが発表されるかが焦点となっているが、はたして為替にどんな影響を与えるのか。カリスマFXトレーダー・羊飼い氏が解説する。

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 FX投資家にとって2015年最大の関心事は、アメリカの利上げではないだろうか。利上げはその実施の前にも後にも為替相場に大きな影響を及ぼし、これまでもその時期をめぐってさまざまな思惑がマーケットを動かしてきた。千載一遇のチャンスにもリスクにもなり得るこの一大イベントに対し、投資家はどう向き合っていくかを考えておく必要がある。

 アメリカの金利が高くなれば、米ドルが買われやすくなるので基本的にはドル高要因だ。しかし一方で、金利が上がると企業にとっては資金調達のコストが高くなるうえ、株式投資の魅力も相対的に低下するので株安要因となる。アメリカの株安は米ドルを押し下げる効果もあるので、単純に一方的なドル高に進むとも言い切れないのが難しいところだ。

 現在、利上げ自体はほぼ確実視されており、マーケットの注目はその発表の時期に集中している。発表があるのは金融政策の基本方針や政策金利が発表されるFOMC(連邦公開市場委員会)が有力で、早くて6月(16~17日)か9月(16~17日)、遅くても年内との説が濃厚だ。

 FOMCは7月と10月にも開催されるが、この2回は記者会見が予定されていない。重要な決定には説明が不可欠であることを考えると、利上げ発表は会見のある6月、9月、12月の可能性が高い。

 利上げ発表に伴う為替相場の動きは、短期的には発表前にどれだけ織り込んでいるかによるだろう。たとえば、FOMCの前にすでにかなりのドル買いが進んでいるようなら、発表で材料出尽くしとなりいったんは売られるかもしれない。逆に、なんらかの理由で米ドルが低迷していたり、利上げ自体が先送りされそうなムードの中での発表となれば、サプライズとなって急騰することも考えられる。

 いずれにせよ短期的な値動きは予測が難しいが、中長期的には米ドルは買われ、ドル高トレンドが継続する可能性が高そうだ。

※マネーポスト2015年夏号


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