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日本とアメリカの教育の違いから社会に与える影響を考える

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Photo by Yusuk8er

Photo credit: 筆者撮影(筆者が通っていたUniversity of Arizona)

こんにちは。TRiPORTライターのゆうすけです。
教育というものは世界の至るところで行われていますが、その方法や何を重視しているかは場所によって違いがあるようです。私は日本で生まれ、高校までは日本の教育で育ちました。その後アメリカの大学へ進学して、アメリカの教育を受け、現在に至ります。そのなかで私が感じた教育における違いと、それが社会に与える影響について考えてみました。

アウトプット方法の違い

まず大きな違いが「アウトプット方法」です。日本の教育では、物事の事象や現象の名前、順序など、覚えたものをそのままアウトプットをする機会が多いように感じます。

それに対してアメリカの教育では、明確な答えを知る前に自分で考えたものをアウトプットすることが多いのです。言い方を変えると、覚えたり習ったりする前にまずは「どうなっていると思うか」が問われ、それ以前の知識や自分の想像を使って答えるような課題が出されることが多いのです。

このような教育を受ける日本人は、覚えたものをそのままこなす作業が得意になるように思います。

伝統工芸や、職人技は日本のお家芸でもあり、世界に自慢できるものが多くあります。古くから現代に技術がそのまま受け継がれてきているのは「日本人の真面目さ」と「インプットしたものを自分の中で捻じ曲げずにそのままにアウトプットする」という日本の教育の強みが作ったものではないでしょうか?

反対に、アメリカの教育からもたらされるものは「創造性の高さ」なのではと感じます。

AppleのiPhoneといったデバイス、Facebookといったサービスなど、何もないところから世界が驚く新たなものを作り出し、シリコンバレーでは今も次世代を担おうと開発者たちが切磋琢磨しています。それらはインプットに頼らずに何か知らないものを考えるという教育がもたらしている産物かもしれませんね。

Photo Credit: Pixabay

Photo Credit: Pixabay (アメリカの授業風景)

プロセスが重要?

私自身が最も大きな違いとして感じているのは、日本ではプロセスがあまり重視されないのに対し、アメリカではプロセスが評価に対して大きな影響力を持っているという点です。

例えば大学受験では、アメリカの場合高校生活での授業全ての成績が評価対象になるので、途中で大きなミスをしてしまうと、いい大学へ進学ができなくなってしまいます。逆に、常に努力さえしていれば有名な大学への進学はそれほど難しくはありません。

日本の場合は、大学へ提出する成績は1年分だけでいい場合が多く、入学試験でいい点を取れば取り返しがきくということも少なくありません。その一方で、大学受験当日に体調を崩し、本来の実力が発揮できずに学力に見合う大学へ入れなかったということも起こります。

私がアメリカの教育がプロセス重視であるということを感じた大きな理由は他にもあります。

アメリカで授業を受けている際に、明らかに間違った答えを言う生徒がいました。私が高校までで受けていた日本教育の場合、きっと「それは違う、こう解くんだ」と、正しい方法や答えがすぐに教えられるでしょう。

しかしアメリカでは、その答えがどうやって導かれたのかをその生徒が論じる機会が与えられ、教授がしっかりとそのプロセスを理解してから答えを教えたり、ときには「その考え方は面白い!」という教授の同調が得られ、そこから話が広がることもあります。

アメリカの会社や起業家たちの創造性はそういったところから生まれているのかもしれません。

日本の決まった答えを重視するような教育方法では、決められたことをやりきるのが得意な人材が育つように感じます。これは仕事においても強く感じられるものではないでしょうか? 高級店でなくても、日本であればある程度どこのお店に行っても素晴らしい対応を受けることができるのは、決まったことをしっかりと実行するような教育スタイルで培われた勤勉性や真面目さが出ているのだろうと感じます。

今回は2つの大きな違いを紹介してみましたが、皆さんはどう思いますか? 何においても必ず利点、難点の両方が存在するので、一概にどちらがいいとは言えないのかもしれませんね。

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(ライター名:ゆうすけ)
Photo by: Pixabay

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