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成田空港でMERS水際作戦強化も「しないよりまし程度」と識者

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 韓国で猛威をふるう中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの拡大が止まらない。5月20日に初めて確認されてから3週間で感染者は100人を超え、死者は9名(6月11日現在)。

 市街地ではマスクを着用する人の姿が目立つなど感染への不安が増大しているほか、経済への打撃も深刻だ。休日の繁華街から人が消え、日本や中国、香港、台湾などからの観光客4万人以上が韓国旅行をキャンセルした。
 
 対岸の火事が飛び火すれば同じ目にあう。日本でも成田空港で体温を感知するサーモグラフィーが設置されるなど、水際作戦を強化している。中原英臣・山野医療専門学校副校長はこう語る。

「残念ながらそのような対策は、『しないよりまし』という程度のものです。体温をチェックしても、潜伏期間中の感染者なら発熱していないので発見できません。MERSが2012年にサウジアラビアで発見された際には、すぐにドイツやイギリスに渡った。今回、韓国から日本に入ってくる可能性は決して低くありません」

 感染対策に後手を踏み、拡大防止に手をこまぬく韓国政府を他山の石とし、国内では万全の対策を早急に整える必要がある。

※週刊ポスト2015年6月26日号


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